お役立ち情報

ドイツへの留学で役に立つ情報を紹介します♪


ドイツの大学で勉強するには?

ドイツの大学へ入学するには、以下の項目を満たしていることが条件です。
@ 日本の四年制大学の入学試験に合格していること。
A 授業を理解するのに充分なドイツ語能力があること。
(DSH, ZOP, KDS, GDS…もしくはそれらと同等のレベルの資格を証明できること)
@ の資格が無い場合
大学へ出願する前に、Studienkollegという大学付属の大学入学準備学校に1年間通うことになります。Studienkollegを卒業できればDSH試験を受ける必要はありません。
A の資格が無い場合
出願後に大学側からDSH試験の招待状を受け取ることになります。
ただし、出願時にはZMP程度の語学力の証明が必要となります。
出願のチャンスは年に2回。4月から始まるSommersemester(夏セメスター。出願締め切り1月15日)と10月から始まるWintersemester(冬セメスター。締め切り7月15日)です。
ただし、美術系の学校は学科によって出願時期が異なります。
そして、もうひとつ注意しておきたいのが、学科によっては冬セメスターからしか始めることのできないものが多々あるということです。出願する前に、自分の勉強したい学科がそれに該当しているかどうか、よく確かめておきましょう。

■ 出願の仕方
2004年5月から、大学出願のシステムが大幅に改正されました。Uni-Assist(ウニ・アシスト)という志願者と大学の仲介をする機関が設置され、現在ドイツ全国の多くの大学が、このUni-Assistと提携しています。これによって、複数の大学に出願する場合、従来はその大学の数分の書類を揃えて各大学に提出しなければならなかったのが、Uni-Assistに一度提出するだけでよくなりました。現在、ベルリンとブランデンブルクの大学では、フンボルト大学、ベルリン自由大学、ベルリン工科大学、ポツダム大学がUni-Assistと提携しています。

■ 出願に必要な書類
@ 入学願書(各大学、または大学のホームページ上で入手可能)
A 高校の成績証明書、および卒業証明書(英文or独文)
B 大学在学中なら→大学の在学証明書および成績証明書(英文or独文)
大学を既に卒業したなら→大学の卒業証明書および卒業証明書(同上)
C ZMP程度以上の語学力の証明
* 複数の大学にUni-Assistを通して出願する場合は、入学願書は1大学分のみ書き込み、他の大学の分はUni-Assistで配布している簡易フォームに記入するのみで充分です。
* Uni-Assistを通しての出願料金は、1大学目が68EUR、その後は1大学ごとに15EURです。
日本の大学を既に卒業していて、ドイツでも同じ分野の勉強をさらに深めたい場合、場合によってはその分の単位が認められ、短い年数で卒業することも可能です。


ビザを申請するには?

■ ビザの申請手続きについて
ビザはドイツ語では"Aufenthaltserlaubnis"といいます。ドイツに3ヶ月以上滞在する場合、またはドイツにて就労する場合に申請する必要があります。

■ ビザの申請に必要な書類

  1. ビザの申請用紙(現地の外国人局で入手可能)
  2. パスポート
  3. 証明写真×2枚(6ヶ月以内に撮影したもの)
  4. 住民票
  5. ドイツで有効な保険の証書
  6. 財務証明
  7. 語学学校または大学の入学許可証

6.の財務証明とは、ドイツ滞在中も経済的に無理のない生活ができることを証明する書類です。奨学金を受けることになっている場合はその証明書を、自費留学で本人が費用負担をする場合は金融機関が発行する英文の申請者名義の口座残高証明書(名義人名がアルファベットで記入されていること、 通貨はEuroもしくはUSドルの表記が望ましい)を、自費留学で、申請者本人が経費を負担しない場合は、日本の在日ドイツ大使館・総領事館であらかじめ保護者による経済負担の証明書を作っておきましょう。この証明書の発行には、滞在期間の生活に充分なだけの残高のある預金通帳(複数の通帳を合わせてでもかまいません。月額最低(500〜700EURO)が必要です。
申請に必要な書類は以下の通りです。
A)保護者(残高証明書の名義人)が当総領事館に出頭する場合
1.出頭者自身の身分証明書(旅券又は運転免許証)
2.出頭者名義の金融機関発行の英文の口座残高証明書
3.当総領事館作成の経費負担誓約書に記入、署名したもの
B)保護者が当総領事館に出頭できない場合
1.保護者名義の金融機関発行の英文の口座残高証明書
  2.残高証明書の名義人の印鑑証明書
3.当総領事館作成の経費負担誓約書に@の口座名義人が記入、署名・捺印したもの
4.80円切手を貼った返信用封筒(認証済みのものを返送するため)

ビザの申請は外国人局(Auslanderbehorde)で行います。はじめに予約が必要です。外国人局のホームページ予約サイトより予約を取ることができます。混雑時には2ヶ月先にしか予約が取れないこともあるので、余裕を持って望みましょう。

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